64bit環境にJavaランタイムをインストールするときの注意事項
メモリの大暴落、4GB以上の大容量化に伴い、64bit OSの採用が世界的にも一般ユーザへ広まってきました。ここでは、Windows 7、Windows VistaやWindows XPでの64bit環境に、Javaランタイムをインストールするときに陥りやすい注意事項を1つお伝えします。
2009年4月現在、JavaはFlashよりも先に64bit環境で動作するランタイムを用意しています。Firefoxで"全オペレーティングシステムの Java のダウンロード一覧"にアクセスすると、Javaランタイムのオンライン版とオフライン版を入手する事が出来ます。しかし、実際にインストールしてみると、これらは両方とも32bit版のJavaランタイムなのです。64bit版Javaランタイムはどこにあるのでしょうか?
SyntaxHighlighter 2.0をxhtml validにする方法
Alex Gorbatchev氏のdp.SyntaxHighlighterがメジャーバージョンアップしてSyntaxHighlighter 2.0になりました。これに伴い、設定項目も増えカスタマイズしやすくなっています。しかし、依然としてhtml構文的にinvalidな部分が存在しています。そこで、SyntaxHighlighterをxhtml 1.1でもvalidになるように修正してみましょう。
jQuery Chili 2.0のソースコピーウィンドウを抑制してみる
Javascriptを使ったSyntax highlightにjQuery Chiliと言うのがあります。ブログ等で例文のソースコードを予約語別に色分けし、読み易く表示してくれます。ですが、バージョン2.0以降、ソースコードの範囲選択を試みると、使いにくいソースコピーウィンドウがポップアップするようになってしまいました。1つだけならまだしも、2つ3つと際限なくポップアップします。ウィンドウをシングルクリックすれば閉じてくれますが、閲覧者の視界をふいに遮ってしまい迷惑千万。使い慣れた人ならともかく、初めて触れた人は混乱してしまうでしょう。以下では、この厄介なウィンドウを抑制する方法を2つ紹介します。

APNGが普及しない2つの理由、2つの望み
Firefox3とOpera9.5以降では、APNGと言うアニメーション画像形式が表示可能です。これはGIF代替を目標にMozilla Foundationが独自に策定したフォーマットでPNGをベースにしています。しかし、いまいち普及に弾みがつきません。その尤もたる理由を2つ述べたいと思います。

APNGが考案された経緯はGIFのライセンス問題に端を発します。かつて、GIF画像の作成に採用されているLZWアルゴリズムの権利保有元が、突然、特許料の徴収を強化し始めました。既にブラウザの標準的画像形式であり、自由に使えていたGIFに降りかかった予想外の事件。この自由を奪う行為に反発した多くの人々が立ち上がり、代替フォーマットを考案したのでした。それが静止画像形式PNGと、アニメーション画像形式MNGです。PNGが一定の成功を収めた一方、残念なことに、MNGは策定の遅れと難解な仕様のため次第に忘れ去られていきました。このMNGの反省点から、再度GIF代替アニメーション形式として発表されたのがAPNGです。しかし、時既に遅し。LZWの特許期間が満了し、GIFを昔のように自由に使える現在、APNGの出る幕はありません。全てのブラウザで表示できないAPNGを誰が使うのでしょうか。
第2に、この新しい画像形式に対応させるために開発リソースを割く価値が薄いこと。APNGは野心的にもフルカラーアニメーションをサポートしていますが、可逆圧縮であるが故にPNGと同様の欠点があります。それは、ファイルサイズが大きくなってしまう、と言うことです。ブロードバンド時代とは言え、無意味に大きなファイルは転送に時間がかかり、閲覧者とサーバ双方のストレスの原因になります。結局、256色以下に減色した画像を使うのが最良の選択。そうなると、わざわざAPNGを使わずともGIFで事足りてしまうのです。しかも、FlashやJavascript全盛の昨今、ブラウザでのアニメーション画像の活用範囲は、非常に限定的ものとなってしまいました。そのような状況で積極的にAPNGをサポートするブラウザが増えるのか、甚だ疑問です。
ですが、普及の望みがない訳でもありません。ブラウザシェア70%のIEがAPNGに対応すれば、一気に普及の道が開けるかもしれません。近頃は他のブラウザにじわじわとシェアを奪われていますが、まだまだ、その存在感は大きいです。IEの動向は要注目です。
また、APNGはGIFと同様、シンプルなフォーマットです。libpngに読み書き用のAPIが実装済みと言うことなので、ブラウザ以外の用途で道が拓ける可能性もあります。ブラウザでの利用に拘らず、ゲームのリソースとして使ってみてもいいかもしれません。興味のある開発者は挑戦してみては如何でしょうか。
以上、MNGアニメーション編集ソフトを開発したことのある八環英樹の見解でした。
